初めて光に触れたような気がして
血で汚れないよう目を瞑った

“君が必要としてくれる限り”そう言って笑った
雑音にかきけされた そう言って笑った

刃を立てて刃を立てて
痕が残ること知ってる

“僕は君と似ている”そう言って笑った
雑音にかき消された そう言って笑った

きっとそれは治らない
きっとそれは治らないのだけれど

どうしても刃を立てて痛がってしまうんだ