君の息が温かいのか、白く濁っていた 僕はその息がどこまで行くのか考えていた どこまで? それがイギリスまで行ったらどうしよう なんて素敵なんだ 僕は、すっかり冷たくなった息を吸う街を想像していた
一種の逃避でもあるのだ
君の息が温かいのは 一つの母性だろう それで僕を救えると思うなよ 僕が恋しているのはイギリスなんだ